「少しのスペースも無駄にしたくない」とお考えの方へ。僕が押入れハンガーラックを買ってわかったこと。

自分の部屋の押し入れにスーツなど収納できるようにスライド式押し入れハンガー掛けを購入しました。

購入して、取り付けてみて学んだことを書きます。

購入したのは取付け幅65~110㎝で伸縮可能

これです。65㎝~110㎝まで幅が調節できるから、奥行きの深い押し入れにも対応きます。

押入れの奥行きが約75㎝なので、10㎝ほど伸ばして取り付けました。突っ張り棒(本当は突っ張りではなくてネジで留めます)を10㎝伸ばしたら、奥に10㎝の隙間が空きます。

これでは、押入れの一番奥まで、ハンガーを掛けることができません。

突っ張り棒は65㎝~110㎝に伸びますが、ハンガーを掛けるスライド部の長さは伸びませんので、当たり前と言えば当たり前。

もし、最大の110㎝まで伸ばした場合、後ろに45㎝の隙間が生じます。後ろに空いた45㎝に洋服を掛けないで使うってありえないと思うんですけど。

自分の場合は、わずか10㎝ですが、そのわずかなスペースも無駄にしたくないと思い、後方の隙間部分は、直に突っ張り棒にハンガーを掛けてみましたが、最も奥に掛けた服がスライドの恩恵を受けないので取り出すのが面倒になります。

前後反転して取り付けてみた

前後反転して取り付ければ、スライドのない部分が前面になるので、引き出せなくても、取り出すのは億劫ではなくなるのではないだろうか?

スライドのない部分は、突っ張り棒に直にハンガーを掛けていても、引き出す時に服を一旦外して引っ張れば、それほど邪魔にはならないだろうと思い、前後反転して取り付けてみました。

スライドしても、押入れからほとんど出てこない。(汗)

普通は、このくらい飛び出します。

無駄なスペースを作らない為には

最小サイズが大きいほうがよいということになります。もちろん、最小サイズが押入れの奥行きよりも大きいのはダメですよ(笑)

今回購入したのは65~110㎝で、最小サイズが65㎝で、奥行き75㎝の押入れに設定するには、10㎝伸ばして取り付けるので、後方に10㎝の無駄なスペースができます。

しかし、こちらの70.5~110㎝のものであれば、75㎝まで伸ばして取り付けても、後ろにできるスペースは4.5㎝です。4.5㎝ならば無駄ではなくて、通気性を保つために、むしろ確保しておきたい隙間です。

実は、今回ホームセンターで購入するとき、この70.5cmの商品も隣に置いてあったんですけど、何も考えずにブランド名で上記の65cmの商品を買っちゃったんです。

70.5cmのスライドハンガーを買うべきでした。

高さはどうなのか?

また、押入れの高さが105㎝なので、スライド部分のハンガーを掛ける場所から、押入れ上段の床までの高さが約90㎝です。

カバーを外してスーツだけだと床に触れないですけど、スーツにカバーを掛けると、カバーの裾が床に触れます。どうもカバーの中のスーツの裾がすこし曲がってしまうようなので、突っ張り棒に直にハンガーを掛けることにしました。

今回は、取り出しやすさにはこだわらないので、縦向きスライド式ハンガーラックでよかったのですが(スライド機能は無駄でしたが)、頻繁に出し入れをする場合は、下の写真のような横置きの押入れハンガーラックの方がいいと思います。

押入れの奥行きが70㎝以上の場合、洋服掛けだけだと奥行きが余ってしまうので、後ろに棚があるほうがいいです。

ハンガー掛けだけをおいても、後ろにスペースが空き無駄になるので、結局は物を置くようになります。

洋服が邪魔で取り出しにくいですが、結構この棚は使います。僕は別の部屋でこちら(押入れの中に洋服が大量収納できます押入れハンガー CL-282 送料無料)を使ってますが、後ろの棚にスラックスやジーンズ、カバン、帽子などを置いてます。

因みに、このサイズのハンガーラックは、一般的な押入れの奥行きが75㎝なので、縦向きでも置けます。

けど、写真のハンガーラックは高さが86㎝で固定で、調節できないですね。スーツをかける場合は、もっと高さが欲しいです。幅も約75㎝で固定です。

幅と高さが変えれないと無駄なスペースができてしまうって方はこちら

固定の方が安定性はいいんですけど上記のサイズで、スペースの無駄ができたり、押入れに収まらないならば、可変のものがいいでしょう。

こちらは、横幅は75㎝~91㎝の範囲で伸縮可能。高さは90㎝~110㎝まで5㎝ごとに5段階で調節可能です。

高さは、押入れの高さ目一杯に使えた方が、服を引きずらなくていいです。

もっと横幅がせまいほうがよい場合

最初に紹介している縦向きのスライドハンガーラックは、押入れに横幅に対しての占める幅は、そこに掛ける衣服の横幅になります。僕のスーツの場合はおよそ60㎝です。

上記で紹介している横幅可変のものでも、最小サイズは75㎝です。

僕は、この押入れの横幅に対して占める幅を小さくしたくて、縦向きに収納するハンガー掛けを選んだのですが、横置きでもっと小さいのはないか探してみました。

見つけたのはこちら↓

横幅最小値は61㎝です。しかし、高さは固定で86㎝です。意外と、幅と高さが可変で横幅が60㎝以下ってのはないです。写真はピンクですが白もあります。

上手に収納するのって、難しいですね。購入して、実際に設置してみて「あれ?」って思うことってよくあります。

押入れのサイズを測って、商品のサイズをチェックして購入する必要がありますね。

しかし、いろいろと横置きの押入れハンガーラックも探してみましたが、横幅が60㎝以下で、高さが90㎝になるものが見つからないので、結局押入れスライドハンガーでよかったということですね。

ただ、今回購入した押入れスライドハンガーの伸ばした部分の無駄には設置して初めて気づきました。