Canon PowerShot G11を2週間使用した感想
PowerShotG11を購入して、2週間使用した感想です。レビューというんでしょうか。
価格ドットコムの口コミにも「持ちにくい」というのがありましたが。。。。
右手親指の付け根がシャッターを押す時にメニューボタンを押してしまうという口コミがありました。
僕は、シャッターを押す時にメニューボタンを誤って押すことはないです。
露出補正ダイヤルを回す時とかに、メニューボタンを押してしまうことはありました。
また、自画撮りの時に誤って押してしまうこともあります。(自画撮りは、バイアングル液晶モニタのおかげで、とてもフレーミングがしやすいですよ)
最初は、握りにくいと思いましたが説明書に載っている手のフォームにすると、シャッターを押す時に、親指の付け根がメニューボタンを押すことはないですが、ボタンが気になるのは確かです。それと、右手親指の収まる場所が狭く収まりが悪いですね。
G12は親指を置く場所に革張りが付いたので、その辺り改善されているかもしれません。
ふにゃふにゃのシャッターとの口コミは
お店で触った時に、シャッターの半押しが浅いのが一番気になりました。
半押しでフォーカスを撮るつもりが、押し込んじゃってシャッターを切ってしまいました。
「慣れるよ」との一声で納得。実際慣れました。
たまに、半押しのつもりがシャッターを切ってしまうことがありますけど、フィルムカメラだったら、きっと頭に来ているでしょうけど、デジカメなので堪忍です。
自分はなれたけど、お出かけの時に人にとっても貰う時に心配だったりします。
ダイヤルが沢山ついていて操作しやいのではと思った点は?
お出かけのスナップショットで、露出補正やISO感度を弄ることは少ないのですが、商品撮影などの時は露出補正とISO感度と、ホワイトバランスを頻繁に弄ります。
一つの操作ボタンやダイヤルではなく、独立したダイヤルで設定できるので、大変便利です。けど、シャッターを押す手のポジション(説明書に描かれているフォーム)のまま、ダイヤルを回せるかというと、そうではないです。手のポジションを移動、もしくは握り変えをしたないと露出補正ダイヤルはまわせないです。
手のポジションを移動すると、誤って右手親指の付け根でメニューボタンを押してしまうということがあります。
メニューとファンク・メニューが別れていて、
- 頻繁に設定変更をするもの(WB、オートブラケット、NDフィルター、ストロボ調光補正、撮影枚数、画像サイズ、マイカラー)はファンク・メニューで呼び出せる。
- メニューは良く使うものをマイメニューとして登録し優先表示ができる
- ショートカットボタンに良く変更する機能を設定できる
など操作メニューのカスタマイズが柔軟です。
これは、とても気に入っているところです。
ホワイトバランスもマニュアルの設定が2つできるので、これも便利。
撮影モードもカスタムしたもが2つ登録できます。これは、難しいのでまだ使っていません。
設定機能の充実という点では、申し分ないくらいです。
マニュアルの設定が面倒な時は、シーン別撮影を行えばいいし、AUTOで十分きれいな写真が撮れます。
ただ、シーン選択の画面では、シーンの一覧が画面に表示されてくれたほうが、選択しやすいです。ダイヤルを回して一つずつ呼び出さなければいけないのでシーン選択がしにくい。けど、これはあまりシーン撮影モードを重要視していないってことかな?
AFフレームを移動できるのが便利
AUTOはフォーカス位置をカメラが自動で判断するので使いにくいです。人を撮影する時の顔認識は、自動で顔を認識してフォーカスを合わせてくれるので便利ですが、人以外を撮影する時はフォーカス位置固定の方が、僕は使いやすいです。
AUTOの時とシーン別の時(プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアルAEの時)は、オートフォーカスのフレームは自分で動かすこともできます。
これは、三脚に載せて撮影する時には便利です。この機能が付いている機種にして正解だったと思います。
同じCanonの購入候補だったS90、S95には、どうやらAFフレームを移動できないようです。価格.comのこちらの口コミ参考
AFフレームを移動よりも、「AFロックしてフレームを移動して構図決めのほうがいいですよ」という店員さんの意見もありましたが、三脚セットに載せてマクロで寄って商品撮影をしたとき、複数の商品並べて、構図を変えずにピント位置を変えて撮影する時にはAFフレームを移動できたほうが断然便利です。(RichoのCX4は、それが自動でできるって噂なんだけど http://www.ricoh.co.jp/dc/cx/cx4/point2.html のページのマルチターゲットAF )
ダークホースは、バリアングル液晶モニタだった
しかし、ダークホースって言葉は古いですねぇ(汗)
あんまり期待していなかったけど、これが楽しくて便利で面白い。
バリアングルモニターとは、右の写真のようなものです。画像をクリックすると、カメラのミツバのショップサイトで詳しい内容が見れます。
低いアングル、高いアングルでの撮影が楽しめます。
自画撮りも、モニタを見ながらフレーミングが出来ます。以前は、顔半分写ってなかったりってことが、しょっちゅうでしたが、バリアングル液晶モニターを使えば、ばっちりフレームに収まります。
けど、旅先では「写真撮ってくれませんかー?」っていうコミュニケーションも楽しいんですけどね。
前々回の「デジカメ購入計画」に候補としてリストアップした他の機種に、バリアングルモニター搭載機はありませんから、これが気に入ったということは、G11を買ってよかったってことですね。
次回では、バリアングルモニターで撮影した写真をアップする予定です。
肝心の画質はどうなのか?
画質について、まったくレビューしていませんが、正直言うと、よくわからない。
各機種のメーカーサイトに画像サンプルがあります。価格.comの各カメラの掲示板には、そのカメラで撮影した写真が投稿されています。
その写真をパソコンのモニターで比較しても、違いがよくわからないんです。どのカメラで写した写真もきれい。
当倍でじっくり観てなんとなく違いがわかるかなぁって感じですが、PCモニターサイズだと、画質の違いがわからない。
ほぼ、Webサイトで写真を使用する自分にとっては、最新の機種であれば、画質は十分でしょう。
それでも、最初に掲載した写真も、クリックして拡大した写真(当倍サイズ)でみると、砂がきれいに描写されているのがわかります。
後は、好みでしょうね。
画像サンプルをダウンロードして、A4サイズくらいで印刷してみるとわかるかもしれません。
家のプリンタの解像度や性能にもよるでしょうしね。
思いついた事をざっと書きました。
まとまりのないレビューですみません。
けど、まだまだ続く予定です。
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