18年履いたワークブーツの味
このブログの修理の投稿を見た友人から「自分の靴もきれいになるやか?」と話を持ちかけられました。
その靴がこの写真。
ワークブーツです。
話によると、購入してから18年間一度も手入れをしたことがないとのことです。
うーん、確かにひどいです。
しかし、これを修復するにはアドカラーは必要ありません。ミンクオイルで磨けば、よみがえります。
ワークブーツのようなオイルドレザーはミンクオイルを塗って油分を補給すれば復活します。
では、早速ミンクオイルで磨いてもらいました。
結果こんな感じになりました
汚れがひどいときは、クリーナーで汚れを落としたほうがいいのでしょう。しかしワークブーツは、本来作業用の靴ですので少々汚れているのも「味」の一つです。
今日、笑っていいとも増刊号を見ていたら、香取慎吾が汚れ加工の黒のコンバース・ハイカットの話をしていました。新品のスニーカーをわざわざ汚して2万円以上の商品にして売れる時代です。
18年履いて、いい味の出たワークブーツになったと思います。バリ渋です。
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