テレビ番組から学ぶマーケティング手法

お久しぶりです。

4月に入り新年度になりました。

めったにテレビを見ないほうですが、今日は久しぶりにテレビを観ました。プラス、自宅でパソコンに向かう時間もできたので、久々の投稿です。

爆笑問題の「雑学王」を観ていたら、アンテナに引っかかる内容のものがあったので、備忘録をかねてアップです。

六度法マスターノートが売れた理由

六度法マスターノートとは、別名「美しい文字が書けるようになる練習ノート」です。 詳しくはこちら、楽天ショップに飛びます

角度が6度の右上がり文字が、美しく見えるということから、水平に対して6度の線が引かれたノートです。

このノートですが、ノート売り場に商品を陳列するのではなく、ある商品の横に陳列することで売り上げが伸びたそうです。

ある商品とは、履歴書です。履歴書に並べて陳列することで売り上げが伸びたそうです。

なぜか?

履歴書を書く人は、綺麗な字を書きたいという潜在的なニーズ(ウォンツかな?)を持っているからです。

客の隠れたニーズを見つけ、そのニーズを持った人の前に商品を露出させ、購入させるという手法の良い例だと思います。

アフィリエイをする場合は、この手法を手本にすることができそうです。

たとえば、履歴書の書き型だとか、雇用保険や職業訓練、資格取得などの教育コンテンツのサイトや情報サイトを作成する。
そのサイトに訪問する人は、履歴書を書くわけで、綺麗な字を書きたいと欲求があるでしょうから、その人の前にこの商品を露出すれば売れる確率は高い。

けど、アフィリエイトじゃ報酬が低すぎますから、もっと沢山の隠れたニーズを見つけて商品を掲載しないと、作業量の割にある報酬は見込めないでしょうね。けど、こつこつとやる事が大切。

これって、実店舗で行った事で、履歴書を買う人は、美しい文字を書きたいというニーズを持っているのではないかというのは、想像力から導き出したのかもしれません。

履歴書を買う人は、美しい文字を書きたいと思ってるという仮説。

実際に屋って見る。

結果を検証。

だめなら、次の案

の繰り返しで、見つけたニーズなのかもしれません。

ちなみに、ゲスト解答者の答えは「レターセット」「祝儀袋」などもありました。

手紙を書こうとしている時や祝儀袋に名前を書こうとしている時も、「美しい文字を書きたい」と思うときです。

「レターセット」や「祝儀袋」の横に「六度法マスターノート」を陳列しても、売り上げが上ったか?

それは、わかりませんが、現在の社会状況を読み取ると「手紙を書く人」よりも「履歴書を書く人」の方が、多そうです。

これと、同じようにある商品の横に陳列することで売り上げを伸ばした商品に「SALASA」というボールペンもあるそうですが、これはどの商品の横に陳列したか忘れました。後ほどわかったら追記します。


温めなくても食べれるちょい食べカレーがヒットした理由

グリコ ちょい食べカレー中辛 30g×4本

商品の詳細はリンク先で楽天に飛びます。

こちらのちょい食べカレー。スーパーなどで、レトルトカレーやカレールーなどのコーナーに陳列せずに、他のコーナーに陳列することで、ヒットしたそうです。

その場所とは?

これは、簡単ですよね。「温めなくても食べれる」てのが、この商品のセールスポイントです。

答えは、ふりかけ売り場です。

子供の弁当に添えるふりかけを探しているお母さんに、訴求します。

漫画全巻ドットコムが同業他社との差別化で行っている事

名前からわかると思いますが、漫画を全巻まとめて売りをするサイトです。

つまり、「大人買い」をする人をターゲットにした漫画のショッピングサイトです。漫画全巻ドットコムはこちら。

しかし、「大人買い」をターゲットにした漫画のショッピングサイトは、競争相手が多いと思います。特に書籍はアマゾンという最大手がいますから。

しかし、この漫画全巻ドットコムは、ネットショップを立ち上げてから4年になるそうですが、年商が10億円を超える成長をしたそうです。

では、漫画全巻ドットコムは、どのような事をして差別化を行っているのか?


それは、掲載する商品の情報です。

値段や巻数以外に、読み終わるまでにかかる推定の時間を掲載しているとのこと。

たとえば、ドカベンならば、1-48巻。推定完読時間18時間24分と記載されています。こちらでドカベン全巻の商品ページを確認できます。

実際にスタッフが全巻を読んで、時間を計っているそうです。

全169巻のこちら葛飾区亀有公園前派出所は?

こち亀全巻の商品ページ

まぁ、推定時間という情報に価値があるというよりも、このような話題になりやすい事をして、メディアに取り上げられることが、もっとも大きな効果を出しているんだと思うんです。

僕みたいにブログに書く人もいるわけですからね。

ハイボールが復活した理由

ブログの力ということで、サントリー角瓶の例を取り上げます。

サントリーはハイボールを復活させることで角瓶の売り上げをアップさせました。

そのマーケティング手法は、人気ブログを書いている人達を集めて、ハイボールのセミナーを行ったそうです。

その結果、前年比131%の売り上げ増だそうです。

ブログがマーケティングの手法に使えるということは、確実です。

雑誌「Mart」がヒット商品にするための特集の仕方とは?

生活を楽しむ雑誌「Mart

企業とコラボして、ヒット商品を連発しているそうです。

たとえばこれ。桃屋とのコラボの商品です。

★品薄大人気商品★桃屋辛そうで辛くない少し辛いラー油【食べるラー油】

商品のネーミングからしてすごいですね。辛そうで辛くない少し辛いラー油って。

品薄のようです。

さて、「Mart」はどのような特集の組み方をして、手がけたヒット商品にしているのか?

答えは、「同じ商品を繰り返し特集を組む」だそうです。

一度ある商品の特集を掲載したら、その感想を「Mart」のサイトで、読者から投稿してもらう。

その投稿された内容を元にして、同じ商品を角度かえて特集を組む。のだそうです。

たとえば、Martと貝印のこらぼの、穴あきシリコンカップはお弁当のおかず仕分け用として紹介したり、一般の食卓の食器としての使用法で紹介したり、パーティピックとして紹介をしたり、角度を変えて特集を組むのだそうです。

そして、その特集は、ネットを使って読者の声を聞きいえれて、内容に反映させているそうです。

まさに読者のみなさんの声から生まれたオリジナル商品です。

この「Mart」のキャッチコピーは「読者の声から生まれた」とか「Mart会員の声から生まれた」なんです。

ネットの双方向性を活用していますね。

そして、「いろんな角度から特集を組む」ことは、「シーン別にランディングページを作る」ことと同じです。