Jazz Masterのプチ改造(その2)

Jazz Masterのプチ改造(その1) からの続きです。

ブリッジの交換、ピックカバーのビスの交換は、バズストップバーの取り付けは、わけなく簡単に終わります。

問題はコントロールポッドの交換です。ポッドの交換は初めてです。半田ごても素人です。

以前、頻繁にライブしていた時に、シールドがよく壊れるので半田で修理をしていましたが、ギターの配線をいじるのは初めてです。それでも、元々接続されていたとおりに半田付けすれば大丈夫だろうと簡単に考えていました。

ひとまず、ピックガードを外して中を確認します。

ピックガードを外す

ジャズ・マスターは弦を全部外して、ブリッジを外してかれでないとピックガードを外せないのが面倒です。

トーンポッドの配線1

あれ?なんかグルグル巻き付いてる。

トーンポッド配線2

さらに、アップで。

そう言えば、トーンのノブがグルグルと回るようになってました。トーンポッドのナットが緩んで、回ってしまったんですね。もちろん、スムーズに回らないのですが、無理やり回してしまった覚えがあります。その時に、配線が切れて、このようにネジネジになってしまったようです。

「元の配線のとおりに、接続すれば大丈夫だろ」って思っていたのですけど、これでは元々どのように繋がっていたのかわかりません。

それに、配線はポッドの3本ある足に半田付けするのだろうと思っていたら、ポッドの裏に半田付けしている。

元の配線がわからないので、Google先生に質問です。
「ジャズマスター 配線」で検索すると、こちらのサイトが検索結果1位であがってくるけど、どうも自分のジャズマスターとは配線が違う。

こういう時は、基礎から学ぶほうがよい。と思って「ギター 配線」で検索すると、こちらのサイトの配線の知識(初級編)という記事がみつかりました。

どうやら、「JAZZ MASTER・ジャズマスターの回路・配線(11/19修正)」の配線図は、「配線の基礎知識」の図6の方法で、僕のジャズマスターは「配線の基礎知識」の図5のようなので、図5の方法で配線して確認をしようとしました。

IMG_6448しかし、コンデンサの足が折れてボリュームポッドに届かない。仕方ないので、他の配線材を切ってコンデンサの足に継ぎ足して、ボリュームポッドに接続したところ、トーンコントロールが効くようになりました。

ポッドの裏に半田付けするは難しいです。元の半田も、焦げて茶色になっているので決して美しいとは言えませんが、自分はされにへたくそでした。

それに、配線が正しいかどうか、弦を張って確認しなければならないので、面倒くさくて大変でした。

コンデンサーを購入

正しい配線が分かりましたが、コンデンサーの足が折れて短くなっているので、これを機会に買い換えることにしました。

選んだのはこちら。SPRAGUE製コンデンサー、0.033uF 600V、通称オレンジドロップと言われるコンデンサーを注文しました。
ついでに配線材(。American Cloth Wire 1m Black)も注文しました。けど、配線材は結局使いませんでした。

コンデンサーでも音が変わるらしいですが、どれがいいのかさっぱりわかりません。そもそも、コンデンサーの役割すら分かりません。ネットで調べたら、このオレンジドロップてのが無難なチョイスってことだったので、それを購入しました。

SPRAGUEコンデンサー、0.033uF 600V IMG_6434

 仕切り直しで、コントロールポッドとコンデンサーの取り替え

IMG_6436
ピックガードを取りはずします。

IMG_6443
交換するのはこの部分。黄色いのがコンデンサーです。

IMG_6449
新しいコンデンサーとの大きさ比較。オレンジドロップでかい。

IMG_6452 
コンデンサーとコントロールポッドの取り付け完了。

IMG_6454
プリセット側のコンデンサーも半田が外れていたので修復しました。

IMG_6464
ブリッジとバズストップテンションバー。

結果は?

音は変わりました。
アンプに繋がない生音の時点で以前と音が違います。バズストップテンションバーの影響でしょう。音がタイトになったと言えばいいのでしょうか。これは、賛否両論かもしれません。以前のジャズマスターらしい「危うさ」がなくなった感じがします。サドルも新しくなっているので、それも影響しているかもしれません。

サドルを交換して、弦高調節をしたので弾きやすくなりました。全体として「まとまった」感がします。

アンプを通した場合、高音が抑えられました。ジャズマスター特有のギャリンギャリンした感じがなくなりました。これも賛否両論でしょうね。それでも、アンプのトレブルを上げれば、以前のように高音のキツイ音にはなります。

。ボリュームノブを回した時の音量の変化も、1MΩの時はフルテンから絞ると急激に音量が下がり、音質も高音が急に落ちてましが、ポッドを500Ωに交換したので、その変化が緩やかになりました。

半田付けがヘタだとノイズが出るらしく、それを心配していましたが大丈夫でした。うまく半田付けができたようです。

今のところ、まだ音作りに迷っています。きつく歪ませると、音が埋もれてしまう感じです。歪ませると輪郭がなくなるので仕方ないのですが、歪ませても1音1音の輪郭が崩れないのが理想なんですけどね。

クリーンの音は、今のところ満足してます。

今後

RetroTonePickupsというところが、ジャズマスター用のピックアップを販売しています。また、ピックアップのコイルの巻き直し(リワインド)をしてくれるらしい。サドルもいいのがありました。

お金と時間があれば、ピックアップのカスタマイズと、すべての配線材を交換したいところです。

Jazz Masterのプチ改造(その1)

Fender JapanのJazz Master。購入したのは確か’95年。およそ18年前。4,5年ほどバンドで使って、その後はほとんど弾く事がありませんでした。

去年の7月にエレキギターでバンドに加わったので、久しぶりに取り出しましたが、調子が悪かったので、部品の交換をしました。

調子が悪いとこ、その1

サドルが錆びて弦高の調節とオクターブ調整ができなくなってました。

また、ジャズマスター弾きのほとんどの人が悩まされる「弦落ち」という症状。ギターを弾いていると、弦がずれます。特に、6弦。

ネットで調べると、2つの方法が見つかりました。

  1. サドルをムスタング用の物に替える
  2. テイルピースに「バズストップバー」というパーツを追加する。

Fender Japan / 【フェンダー・ジャパン】 FJ859 ムスタング用サドル CR 3/4弦用 2個セット価格:1,470円(税込) 送料別

ジャズマスターのサドルはネジ状の溝が切ってあり、その溝も浅いです。ムスタングのサドルは1本の溝が掘ってあり、ジャズマスターの溝よりも深いので弦落ちしにくくなります。

しかし、ムスタングのサドルは弦高調節ができません。

弦高調節のできるムスタングのサドルもありました。しかし、少しお値段が高め。

ブリッジも汚くなっていてるし、サドルが錆びてネジが回らないから取り外せない。強引にでっかいペンチで切っちゃうてのもありだけど、やはりブリッジも一緒に交換する必要があります。

ということで、ムスタング用のサドルを取り付けるのは却下で、バズストップバーを取り付けることにしました。

調子が悪いとこ、その2

ピックガードのビスが錆びて汚い。

これは、使い初めてすぐのころに、ドライバーで外したら傷が付いたようで、錆びてしましいました。

ホームセンターに探しにいったらサイズの合うビスは売っていませんでした。ネットでさがしたら、専用のビスが売っていました。

複数検討した結果、ギターワークスというショップで購入しました。

調子が悪いとこ、その3

  1. トーン調節が効かない
  2. ボリュームノブを回すとガリが出る。
  3. 高音がきつすぎる

以上のことから、ボリュームとトーンのコントロールポッドを交換することにしました。

ポッド交換について調べると、一般のギターのポッドは250KΩや500kΩのポッドが使われているんだけど、ジャズマスターでは1MΩのポッドが使われているということがわかりました。そして、ポッドを1Mオームから500KΩのものに変更したら、高音がきついのが和らぐという情報があったので、試しに500KΩのポッドに交換することにしました。

それと、ポッドにはAカーブとBカーブの2種類があって、AとBでは回す方向で違います。

ジャズマスターは、トーンがAカーブ、ヴォリュームがBカーブです。

だけど、ネットで探しても、1MΩのポッドがAカーブしか売っていない。( 売ってました。CTS B1M Split)トーンの回す向きが逆になる分にはかまわないけど、ボリュームが逆になるのは嫌だなと思って、500KΩでAカーブとBカーブを購入することにしました。

部品の購入

部品はネットで購入しました。

いつも、Soundhouse 弦やピックを買っているので、今回もそのついでにジャガー/ジャズマスター用ブリッジセット、ミリサイズ、クロームを購入しました。

ギターワークスで、

  • ジャガー&ジャズマスター用 バズストップテンションバー BUZZ STOP TENSION BAR(1599) 価格 6,825(円) × 1(個) 
  • ピックガードビス ラージ ニッケル 12個セット 3X12mm(1105-N) 価格 210(円) × 2(個) 
  • コントロールミニポット 500KA(3057) 価格 367(円) × 1(個) 
  • コントロールミニポット 500KB(3058) 価格 367(円) × 1(個) 

を購入しました。バズストップテンションバーが高いなー。これも、サウンドハウスで買うほうが安かったなぁ。(ALLPARTS JAPAN ( オールパーツジャパン ) / NEW JG/JM Buzz Stop Bar)楽天のショップでも5000円なのに。なんで、サウンドハウスで買わなかったんだろう。

購入にあたって気をつけないといけないのは、Fender Japanのジャズマスターなので、Japan規格にあう部品を選ぶことです。

 

僕のジャズ歴 「第2部 初めて自分でレコードを買うまで」

sonny red images

高校3年生の秋に、当時のバンドのドラマーからManhattan Jazz Quintetのレコードを借りて聴いたのが、初めてジャズをジャズと意識して聴いたアルバムでした。

というのが前回の話。

今回は、初めて自分でレコードを買った話です。

大学受験で福岡に行った時にTOWER RECORD KBCで初めてジャズのLPを購入

購入したのは、Sonny Redの「images」(上)というアルバムとBillie HolidayのAt Monterey/ 1958(下)というアルバム。

どちらも、名盤でも有名でもないアルバムです。

Billie Holiday自体は有名なんですけど、選んだアルバムが全然有名じゃない。Billie Holidayで名盤として有名なのは、「奇妙な果実」とか他にいっぱいあります。

Billie Holidayは、本人が有名だから、まだいいですが、Sonny Redは、その人自体が全く有名ではない。

初めてジャズのレコードを買うなら、定番の名盤を買いそうなものなんですが、僕が購入したのは、こんな2枚です。

なぜ、この2枚だったのか

姉の旦那がオーディオ・ファンでジャズのレコードを何枚か持ってたんですね。Manhattan Jazz Quintetでジャズの気持ちよさを知った僕は、姉の旦那からレコードを2,3枚借りました。その中の1枚がこれ。

Mal Waldronの「Left Alone」です。

「Left Alone」は、Billie Holidayが亡くなった後に、彼女の伴奏を勤めていたMal Waldronが彼女を偲んでレコーディングしたアルバム。特にタイトル曲のLeft Aloneは有名です。この曲にだけ、Alt SaxでJackie McLeanが参加してます。

当時、ちょうど野村宏伸主演のキャバレーって映画があって、この曲が主題歌でした。しかし、Mal Waldronの原曲ではなくて、フィリピンの歌姫(笑)のマリーンが歌ったものでした。

このレコードでBillie HolidayとMal Waldronの名前を覚えたのです。

だから、1枚はBillie HolidayのAt Monterey/ 1958になったんです。

では、Sonny Redはなぜ?

その時、TOWER RECORD KBCには、バンドでSax吹いてた奴と一緒に行ったんですけどね。そいつは、既にジャズ聴いていましたから、いくらか情報は持ってた思うんです。

けど、全然そいつには相談せずに、レコード屋で自分の知っている名前(Billie HolidayとMal Waldron)の棚に行って、適当に1枚ずつ買ったんです。

Billie Holidayの棚からは、「At Monterey/ 1958」、たぶんちょうど発売されたばかりで上に陳列されたとおもいます。良くある発掘盤ってやつですね。未発表の録音が見つかって、レコード化されたってやつです。

そして、Mal Waldronの棚から選んだのが、Sonny RedのImages。なんで??

どうやら、Mal Waldronの棚に間違ってSonny Redのレコードが混ざってたみたいです。それで、間違ってSonny Redのレコードを買っちゃったんです。

一緒に行った友達からは、後で「レコードの裏みたら、ピアノはBarry Harrisっち書いちょうやん」っち言われましたが、そんなんわかりませんもん。

2枚の感想は?

Billie Holidayは渋すぎますね。当時、その良さがよくわかりませんでした。軽快ではないですし。もともと楽器弾きだから、派手なテクニックものの方が面白いんです。

10代には、渋すぎ。

ライブの発掘盤なので録音も決していいとは言えない。

曲の途中で、飛行機が上空を飛ぶ音で演奏が聴こえなくなったりするんですよ。その時まで、そんなの聴いた事ありませんから新鮮でした。

Sonny RedのImagesは、なかなかいいんです。ハードバップらしいハードバップで、サイドメンも超有名ジャズメンじゃないけど、ジャズファンなら皆さん知っている人ばかりで、燻し銀な人たちばかり。

ちなみに、Barry Harris(P),Blue Mitchell(Tp),George Tucker(B),Lex Humphries (ds)/Grant Green(G),Jimmy Cobb(Ds)にSonnyRed(As) です。

A面とB面で録音日が違うので、ドラムが2人います。トランペットはA面のみ(1曲だけだったかも)、ギターはB面だけだったと思う。
このレコードは誰かに貸したままで、もう手元にないんです。

トランペットのBlue Mitchell、ギターのGrant Green、ベースのGeorge Tuckerは、好きなジャズメンです。特にベースのGeorge Tuckerは、好きなベースの3本指に入るくらい。音がいいです。

けど、当時はそんなことわかりませんから。後から、このレコードのライナーノートを見て「へぇ、このレコードに入ってたんだ」って感じです。

今考えると、ここで間違ってSonny Red買ってよかったと思います。

紹介した3つのアルバムから、それぞれ1曲ずつYouTube貼り付けます。

まずは、Billie Holiday。今聴くと、いいですねぇ。

次に、Sonny Red。タイトル曲のImagesです。ベースの音がいい。Barry Harrisのバッキングもいい。

Mal WaldronのLeft Aloneから2曲目の「Cat Walk」。僕は、この曲がこのアルバムの中で一番好きです。

僕のジャズ歴 「第一部 ジャズを聴き始めたきっかけ」

august 09 by meganwest

僕がジャズをジャズと意識して聴き始めたのは高校3年生の秋くらいだったと思います。今からおよそ、25年前のことです。

僕が始めて、アルバム通して聴いたジャズはこれです。

なんで、マンハッタン・ジャズ・クインテッドだったのか

高校時代、僕はバンドをやっていてベースを弾いていました。そのバンドにはサックスがいて、そいつはジャズやフュージョンも聴いていました。

ジャズに関心は合ったけど(注1)、「ジャズっておっさんの音楽だろ」ってイメージでした。または、「行儀のいい音楽」とか「おとなしい音楽」ってイメージですかね。

その当時の音楽の嗜好性は、Beatlesとか、オールディーズとか、Blues Brothersを入り口として知った黒人音楽とか好きだったので、その頃流行っていたヘビメタとかBoowyとかよりも、ずっとジャズよりの音楽を好んでたんですけどね。

また、楽器をやってたから、テクニック的好奇心でレコードを聴いたりしてました。ヘビメタとか、瀑風スランプとかって、「テクニックがすごい」って評判で聴いてましたもんね。

学校から帰り道に寄り道した本屋で「ベース・マガジン」ていう雑誌を見つけたんですね。

ベースマガジンVol4 ←この本です。

この本の特集に

連載特別企画 THE BOTTOM SESSION!!
スーパー・ドラマーをめぐるスーパー・ベーシスト達
(1)スティーブ・ガッド篇

てのがあって、その当時のバンドのドラムに「スティーブ・ガッドち、知っちょう?」と尋ねたら、「俺の一番好きなドラムだ」ってことで、スティーブ・ガッドが入っているレコードを貸してもらいました。

それが、これだったわけです。     

そのアルバムの1曲目がこれです。

ジャズって、おっさんの音楽、お行儀のいい音楽、おとなしい音楽ってイメージだったんですが、このアルバムのメンバーの写真を見たら「おっさん」だし、「お行儀のいい音楽」ってのは、そのままなんですけどね。(一人黒人のベースは若いんですけどね)

服装とかも、地味でまったくかっこよくないですし。(この当時のかっこいいは、デュラン・デュランとか、吉川コウジとかでしたから)

しかし「おとなしい音楽」というイメージは変わりました。

今だから言えるんですが、このバンドはジャズの中でもアレンジ度が高いので、曲のダイナミズム(盛り上がり、盛り下がりの差)が大きい。なので、とてもわかりやすい。聴いてて気持ちよかったんですね。

久しぶりにYouTubeで聴いて思ったのですが、ソロを覚えてるんですね。特にベースとトランペットのソロを。この当時かなりこのアルバムを繰り返し、繰り返し聴いてたんだなって思います。

ドラムの彼は、上記のアルバムの他に、もう2枚貸してくれました。

 

マンハッタン・ジャズ・クインテットは、選曲がスタンダード中心だったので、それもジャズ聴き始めのビギナーには良かったと思います。

(注1)「ジャズに関心があった」のは

この出来事の1年前、高校2年生の夏休みに友達んち(川崎米田)で、スイッチを入れたテレビで、下の演奏を見ました。

このピアノ、ハービー・ハンコックです。確か、この演奏がすごいかっこいいって、衝撃でした。

ハービーハンコックは、ちょうどこの頃「Rock It」という曲がヒットしてて、その名前は知ってました。
MTVで観たある人多いと思います。

この「Rock It」のハービー・ハンコックがJazzの人ってのを、上のMt Fujiのテレビで初めて知ったんです。しかも、演奏がかなりやばい。これは「お行儀のいい音楽」、「おっさんの音楽」でもない。

ハービー・ハンコックを介して、ジャズへに関心はありました。

あなたに会えてよかった

その曲を聴くと、じんわりと目頭が熱くなる曲がある。

小泉今日子の「あなたに会えてよかった」

TVドラマ「パパとなっちゃん」の主題歌になって、小泉今日子の曲で一番ヒットした曲。

この曲、山崎まさよしもカバーしているが、原曲には到底かなわない。

青山テルマのカバー、出だしは良いかなって思ったけど、FAKEの入った歌唱法。(スキャットみたいなアドリブチックな歌い方) 歌い方に余裕がありすぎて「余裕がなくて、自信がなくて」って歌詞に合わない。

ケツメイシもやってたけど、これは全く別の曲。

この曲を書いた、小林武史という男。

チャラが主演した映画「スワロウテイル」で、その存在を意識しましたが、
その前にMy Little Loverの「Hello, Again 〜昔からある場所〜」が、ぐっさりと心の琴線を揺さぶられていました。(そして、今から3,4年前にMy Little Loverのベストを買ったり)

その後、「あなたに会えてよかった」も小林武史が絡んでいるってことを知って、あらためて聴くと「なるほどなぁ」と思ったり。


「Hello, Again 〜昔からある場所〜」の歌詞って、「後悔」なんですよね。

歌詞に「リグレットと罪を包み込んで」ってあるくらいだし。

小林武史の歌詞を聴くと「こいつ、うかばれないなぁ」とか、「ゆがんでるなぁ」って思ったりして、「しあわせになれないタイプ」と思ったりですね。

けど、ボーカルのAkkoと結婚して、結婚後のMy Little Loverの曲を聴くと、明るい方向に向かっているというか、ポジティブな雰囲気も感じられて、「しあわせになってんのかなぁ」って思ってたら、何年か前の元旦に離婚の報道があって、「まったく何やってんだよ小林武史は?」って思ったところです。


My Little Loverのシングル・ベストを聞いていると、Akkoが子供が生まれた後「母」になっているのを感じるのだが、小林武史はアーティストのままって感じがする。

創造力を保つ為に、あえて「しあわせ」ではない環境に、自分を持って行ってんじゃないか?って思ったり。

太宰治と、近いような。

「人間失格」で、「弱虫は幸福さえ恐れる」とあるような、何か「しあわせ」になることを、無意識に拒んでいるような、そんな雰囲気を感じます。

ウルフルズのトータス松本とは対極に位置するキャラクター。

「ばんざーい、君に会えてよかったー♪」と同じようなセリフの歌詞なのに。

小泉今日子の「あなたに会えてよかった」とMy Little Loverの「Hello, Again 〜昔からある場所〜」は、歌詞の雰囲気が似てる。

曲の最後じゃ、回顧からちょっと前向きになってみたりするところとか。

「こりゃ、同じ人が作った曲だ。小林武史って過去によっぽど後悔する恋愛したんだな」って納得したんですよ。


でここまで書いて、小泉今日子の「あなたに会えてよかった」の歌詞は、小林武史の作詞ではなくて小泉今日子が作詞だって情報が。。。

あれ?

小沢健二13年ぶり全国ツアー

チラシ今日のユニクロのチラシのこの写真。

このジャケット、半パン、白のスニーカーがなんか懐かしいなぁとおもったら、これだ。

今から約20年前、1989年に発売されたフリッパーズギターのファーストアルバム。

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このアルバムジャケットのこの服装を思い出したんだな。

もう、20年以上も前なんだなぁ。日本の音楽シーンに風穴を開けたバンド。日本のバンドなのに「three cheers for our side」という英語でのタイトルと「海へ行くつもりじゃなかった」という邦題がついている。そして、全曲歌詞はすべて英語。

デビュー前、バンド名は「ロリポップソニック」という名前だった。

本アルバム収録曲は、ほとんどが「ロリポップ・ソニック」時代の曲で構成されている。このアルバムを出した直後にメンバー3人が脱退し、小山田圭吾と小沢健二の2人のみが残った。「元フリッパーズギター」と言う場合、一般的に、この二人の事を指す。

解散後、二人はそれぞれソロで活動している。

フリッパーズ・ギターは知らなくても、小沢健二を知っている人は多いのではないだろうか?紅白歌合戦にも出たくらいだから。

小山田圭吾は、2008年のグラミー賞にノミネートされた。

そして、この二人は僕と同じ年。学年も同じだ。

フリッパーズ時代は、ライブに行った事はないが、ソロになってから何度かライブに行った。

それも20代中盤から後半の話。小沢健二は、Lovelyのヒットの後、何をやってるのか、音楽活動をやっているのか、そんなことすらわからない状況だった。

しかし、その小沢健二が今年ライブツアーを行うという。13年ぶりとのことだ。

ネットで先行予約が決まったらメールでお知らせってのに、登録してたけど、仕事が終わる時間が遅いのでいけるかどうか、わからなかった為、チケットは取らなかった。

4月になって、仕事の終わる時間が早くなった。ならば、行けると思ったけど、チケットは既に売り切れだった。

けど、実際ライブを観たいのか、観たくないのか。

20代で、僕にとっての小沢健二の役割は終わっていた。ソロ2枚目のアルバム「LIFE」発表後のツアーと「VILLAGE」ツアーに行って、それで僕にとっての小沢健二の役割は終わっている。十分、前向きになったから。

けど、13年ぶりに小沢健二は、何を考えているのだろう。ライブで何をしゃべるのだろう。13年前にライブに行っていた若者が、おっさん、おばちゃんになって、ライブ会場に集まってるんだろうな。

とても気になる。きっと、その空間が、何か特別な空間になっているはずだ。しかも、噂ではメンバーは「VILLAGE」ツアーのメンバーがさんかするらしい。
あの頃の曲をやるんだろうか?「天使達のシーン」をやるんだろうか。だって、新曲なんてないだろう。それとも、新曲をやるんだろうか。ツアーの後にアルバム発売とか。

しかし、チケット取れなかったんだから、行けないんだな。


Youtubeに「VILLAGE」ツアーの動画ありました。

ホーンの3人とドラムとキーボードは東京スカパラダイスオーケストラ。ドラムの青木さん自殺しちゃったよな。

この「VILLAGE」ツアーはDVD化されて発売されています。

それで、Amazonのレビューに書いてあったのを引用します。

既に他の人が書いてるけど、本当に「祈り」の世界。
私は最終日に実際に行ったのだけど、今でも昨日のことのように思い出す。あれは普通の音楽による興奮なんてものじゃない。むしろ、黒人教会などで見られる宗教的な恍惚感とか法悦感に近いものだった。

ラ イヴの予定時間を大幅に超過したために、武道館側が怒り、最後には「もうやめろ」と言わんばかりに客席の照明をつけるというハプニングもあった。それでも 小沢は無視して、そのまま歌い続け、踊り続けた。客ももちろん一緒に。というか、演奏者と客との区別なんかとっくに消えてなくなってた。

ライヴのあと、道端でたくさんの女の子たちが貧血を起こして、しゃがみこんでいたのを思い出す。それくらい人間の体力を完全に無視したライヴだった。
その凄みはこのヴィデオからでも、少なくとも部分的には伝わってくると思う。

バービーボーイズ

すとんさんのブログ見てたら、バービーボーイズの記事がありました。

どうやら25周年で再結成するらしいですね。

バービーボーイズ!!もろリアルタイムです。

けど、僕が聞いていたのは1stと2ndと3rdまでですが、
当時の日本のロックバンドとしては異質の音楽性だったと思います。
特にイマサのギターとコンタのソプラノサックスという楽器が。
ディストーションをかけていないギターってだけで斬新だったと思います。

1stは問題作。2ndで少しポップになって。3rdでブレイクって感じでしょうか。

そういう意味では1stは、聞きやすくないアルバムですが好きです。
一番すきなの2ndです。

1stは全曲味わい深くて好きですが、やはり最初に聞いた「帰さない」の衝撃が強い。

2ndは全曲名曲ですが、特に「midnight peepin」「負けるもんか」「ラストキッス」が好きです。「マイティ・ウーマン」は友達とそのキャラの似顔絵描いたりして遊んでました。

3rdでは、「いったい何だったんだ7days」「打ち上げ花火」「ラサーラ」好きです。
「打ち上げ花火」は歌詞で「打ち上げ花火」のところが「打ち明け話し」になるところとか、印象的でした。

当時ベーシストのエンリケって名前に異常に反応した覚えがあります。
日本人じゃないなって。名前からするとフィリピン人ぽいんです。

で、彼のベースがとてもいいんです。

ファンク的。当時イギリスのニューウェーブの路線ですね。

1stの「ふしだらVSよこしま」のリズムが当時衝撃を受けました。

イマサのギターもコンタのサックスもJAZZい。
No NewYorkあたりのJAZZです。


久しぶりにラサーラを聴いたら、ぞくっとしてしまった。

お前は、一言「もっと話しをかいつまんで」

この歌詞で「かいつまんで」の意味を始めて知りました。

せつない。